CanSat開発
- ダニシ 阿依
- 2021年4月29日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年5月1日
本研究では、UAVによる探査のみならず、走行型探査機を用いた実験も行っています。主に2輪式の走行型探査機「Phbos」を複数機開発しました。

火星での探査を考えると、UAVメインでの探査よりも先に走行型ローバーとUAVが連携したミッションが検討されると考えられます。そのでUAVでも運べる2輪式探査機CanSatである「Phobos」を開発しました
これまでに開発したPhobosのは3機
様々な改良を重ねながらPhobosを今まで3機開発しました
PhobosⅠ

月面探査ローバー「YAOKI」を参考に開発した初号機。YAOKIに似すぎていたのと、重量が大きすぎたこと、走破性の悪さから1回の実験で引退となりました。
PhobosⅡ

PhobosⅠの反省を受け、タイヤを改良。また、整備性の悪さを改良するため本体パーツを3分割にしました。実際に走らせてみたところ、走破性は飛躍的に向上し、本研究CanSatの基本モデルとなりました。
PhobosⅢ

機体自体を円筒型とすることで電装部品を内部にしまうことを可能にしたモデル。より軽量化することを目指し開発しました。
Comments