火星ヘリコプター開発プロジェクト「Path Finder」
- ダニシ 阿依
- 2021年4月29日
- 読了時間: 1分
本研究の最終的目標でもある火星で飛ぶヘリコプターを開発するプロジェクトです
完全に機体を火星で飛ばすことができなくても、火星ヘリコプターにおける重要な技術や実験などを行っています

2021年4月、NASAは火星ヘリコプターを実際に火星で飛ばすことに成功しました。
この結果や火星で飛行することの重要性を受け、火星で飛ぶヘリコプターの開発に挑戦することにしました
火星ヘリコプター「Path Finder」
現在開発中のヘリコプターは映画「オデッセイ」の影響を受け、「Path Finder」と名付けています。

まったく新しい方式を採用したUAV
この火星ヘリコプターの特徴的な点は、交差反転方式を採用している点にあります。この全く新しい提案で、火星での飛行が可能かどうか検証していく予定です。実機ではKAMAN社のK-MAXが採用している方式であり、火星で飛べる可能性があると考えました。

なお、この開発プロジェクトは、僕一人のみならず宇宙コミュニティ「ABLab」にて、「The Martian Project」を立ち上げて協力しながら進めています。
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